2019年を振り返って
2019年も振り返っていくぞ。
2019年の習慣
2019年はEvernoteに個人的な週報をつけてみた。
仕事のことも家庭のことも思いつきもイベント事もつらつらと書き続けた。
我ながらよく続いたなと思う。
毎週必ず書くのしんどいかなーと思ったけど、仕事では 1週間区切りの sprint なので weekly scrum で何かしら書くことあるし、育児ネタも湧いてくるのであまり苦労しなかった。もし毎日書いてたらしんどかっただろうけど。
あと自分のことをあまり書きすぎないようにしたのも良かった。
昔、4行日記を書いてたことがあるんだけど、ほぼ自分の失敗と反省ばかりで辛くなって続かなかった。まあ社会人2年目~3年目の頃なので、そういう時期だっただけかもしれない。
ちなみにペン字も始めたんだけど、こちらは続かなかった。
成果を実感しづらいと習慣化は難しいなーと思いましたまる。
では月別振り返り。
1月
家族全員インフルエンザ。きつかった。
朝活をしようと思って早起きしてたんだけど、私が早起きすると物音のせいか子どもも早起きするので結局時間が取れなくてやめた。
1/30の 第1回CircleCI ユーザーコミュニティミートアップ 後に CircleCI Japan User Group の Community Leader になった。
業務では OKR を試し始めた。タスクの優先順位が明確になって良い仕組みだと思う。
2月
背中の痛みに悩み始めた。後日病院にも行ったけど改善されず、今もたまにジリジリした痛みを感じる。
同僚に筋トレのせいではと言われて背筋の筋トレをやめて少し楽になったけど、根本的な痛みの原因だろう我が子は日に日に体重が増えるので、これはもうずっと付き合う痛みと思うことにした。
OKRの自信度を0~100%だと尺度が広すぎてこまかい数値の上下が気になっちゃうから5段階くらいで良いのでは〜という意見を持った。
3月
大きな新機能をリリースして、それなりに結果も出たのでホッとした月だった。
新機能にどれほどの効果があるのか未知数な上にかなり工数がかかっている状態だとストレスだった。個人的にもストレスだったけど、それ以上にチームとしてもストレスがある...ように感じてしまうのがしんどかった。
イチローの引退会見を何度も見てた。
4月
担当大臣制というものを試し始めた。
OKR で決めた KR 達成を目指して各施策を打つんだけど、その施策の取りまとめ役を担当大臣と呼んだ。仕様決め・施策内容の検討・優先度の決定などの実行権限を与えられて、自分がすべきことに集中できるのは良くて当初はいい仕組みだと思ったんだけど、自分の担当外への関心が下がってしまう弊害もあった。アイデア段階で意見しなくなったせいか、ほぼ実装が終わった後に「これで良いのかなー」という反応をしたりされたりして手戻り作業を増やしてしまう。
たぶん、チーム内の相互理解が相当進んでないと効率的に進まないシステムのような気がする。それこそ公安9課みたいな。
この時期はMTGが泥沼化する傾向があって頭痛の種だった。他の文章にしづらいイベントや育児ストレスも相まって、2019年で一番体調が優れない時期だったと思う。悪夢を見て叫びながら目が覚めるという初めての経験をした。
5月
文章にしづらいイベントをきっかけに MISSION / VISION / VALUE / CREDO / HABIT を決め直したり新しく決めたり。
とても時間がかかったけど、自社を自分の言葉で説明できるようになって良かった。自社サービスしか説明できなかったもんなー。
体調が回復した。今思うと、やっぱ私のストレスの原因はアレだったんじゃないかと思う。そう思うと、次また似たようなストレスを感じたり、その予兆があったらすぐに対処しようと思う。具体的には自分のストレスを言葉にすること。
あと副業の検討を始めた。
6月
育児サポートのためリモートワークが増え始めた。
ただ、リモートワークを前提とした開発フローではないので、リアルタイムにオフィス内で決まったことが伝わらずに効率がよくない。特に、何をするのか決まったことは書いてても、なぜそうなったかが分からなくて、すでに議論済みのことをコメントして聞き返したり、違う解釈をしてズレた実装をしたりして効率が悪い(という感覚を持っていた)。
とはいえリモートワーク前提の組織にするのもコストだし、今はあくまでもリモートワークはオプションだと思っているので、この辺はリモートワーク側が自分の作業効率のために努力する部分だと思っている。議論済みかもしれなくても自分の解釈が正しいか確認すべきだし、ツールは何でも良いので電話して直接会話することを積極的にすべき。
妻と子どもが1週間半帰省した結果、私の顔を忘れられてしまってめっちゃショックだった。
だからリモートワークを増やしたのは内緒。
7月
Androidの開発タスクが増えてきたんだけど、AACとかKotlinとかRetrofitとか自分の知らない技術への勉強時間が足りてなくて追いつかない。
同僚がどんどん新しいのを取り入れるのでプルリクベースで追いかけるのがやっとという感じ。業務中に勉強できないと時間が取れない生活をして片手間で開発してると、まー時間が確保できない。RubyやAWSのキャッチアップも続けたいので、結局、薄く広くな知識になっていく。本気で勉強したいなら絞ったほうが良いんだろうけど、どうするかはまだ悩み中。
もっと仕様を整理した開発をするにはどうしたらいいんだろ、と思ってエリック・エヴァンスのドメイン駆動設計を読み始める(まだ読み終わってない)
8月
体調が芳しくなく熱を出した。
2018年の8月も同じような感じだったらしい。周期的なものなのか...。
circleci.vim を作った。
9月
情報共有不足(する側もされる側も不足している)から手戻りが発生してかなりもやっとした気持ちになった。
計画的にそうしてるんだと思ってたので口を挟まなかったんだけど、蓋を開いてみたらただの認識違いだった。オフィス内で決まったことを共有しきれてないせいなんだけど、GitHubへの記述が間に合ってなかったり、そもそも当初から開発の進め方の足並みが揃ってなかったり、工数と実際の成果物が出る日数にズレがあったりと、マネージャーが存在しないことによるデメリットが噴出した月だった。
今でもマネジメントは必要だと思っているけど、デメリットが見えてるならある程度は仕組みで解決できるんじゃないかとも思っている。気をつけるとか注意するとか、そういうのは嫌いなので、自然と情報共有するしキャッチアップするような仕組みを考えたい。まだ考え中。というかこれ習慣の話なので、何とかできないと何のサービスやってんだという感じもする。
10月
テスト漏れの不具合があって、CIの仕組みにまだまだ改善の余地があると実感した。実装した箇所のカバレッジがなかったら怒られるような仕組みが欲しい。そういうのSaaSでありそうだけど。
実家に1週間くらい帰って完全に技術から遠のいて、いざ仕事に戻ると辛いのなんの。毎日少しでもエンジニアモードにはなった方がいいなーと思った。
11月
個々人の開発の進め方の違いに悶々とした出来事があった。後日この辺の話をすると、経験してきた開発フローが違いすぎるのがベースにあるようだった。この辺は整備しないと、いつまで経っても噛み合わないので考えたいところ。
私の作業ミスがチラホラ増えてしまって気を引き締め直した。ミスのうちいくつかはCIで自動検出できるようにしたり、レビュー漏れがないか確認するためのチェックリストを用意した。また、 # TODO: あとで直す
はあとで直さないので、わざと落ちる実装にしておいてエラーを起こすようなスタイルに変えた。
12月
入社後最大のビッグイベントを経験し、やはり私はデバッグ作業が好きなのだと改めて自覚した。
最終日に社員エンジニア飲み会が開かれて、かなり話し込んだ上にまだ話し足りないので、もっとこういう時間が必要なのではと思えた。
副業募集を公言した。
まとめ
2019年は、個人の課題というよりチームの課題を意識した年だった。
そのチームの課題の文言化と解決策の実施・振り返りができる 2020年にしたい。
個人の課題はたぶん副業の方でボロボロと出てくるので粛々とやっていく。
相変わらずアウトプットは少ないので(勉強会でLTしないとまずアウトプットしない)このブログをもうちょい使おう。