2023年を振り返って
振り返る時期がやってきました。
仕事
機能や体験をさっと作って試して、結果をまとめたら次を作って試して...というのを繰り返していた。
今できる技術でなるべく早く仮説検証することを優先した動き方をしたので、新しい技術を取り入れたり利用することはほとんどなかった。というかできなかった。
業務効率向上のためにツールを新調した。ただこれは趣味が8割なので仕事とは思ってない。
作ったツールの一つである Firebase Remote Config を構成管理する CLI は Public で公開している。
github.com
総じて、自分が得意な仕事に取り組むことを優先していたように思う。
家庭
第二子が誕生した。
それによる長子の赤ちゃん返り対応が大変で、現在も解消されておらず続いている。
いつになれば改善されるのか見通しがたたないが、それでもいつかは笑い話になると思って耐える日々である。
AI
ChatGPT 登場時は便利な検索ツールとかたたき台生成ツールという程度に思っていたし、そういう風に使っていた。Bardでも大差ないなと思っていた時期もある。なので活用してない時期が長かった。
ある時に pandas を使った処理を書こうとして試しに ChatGPT に任せたら捗り、CSVをベースにちょっと特殊な条件で組み合わせたJSONデータを作る時も任せてみたら生産性が向上したように感じたので、それからはガッツリと日常使いしている。
じゃあ AI を使えば楽できるかというとそういうわけでもなく、今まで以上に読む力が求められるようになったと感じている。
ChatGPT の成果物を理解する力が必要だし、開発は既存の仕様や実装経緯を把握した上で手を加える必要あるので文章やコードを読む力が必要だし、その速さと正確さが生産性の因子としてより大きくなっていくと思う。
コードとコミット履歴や関連するドキュメントすべてにAIがアクセスできて情報をたどる方法をAIが知っているなら、「このコードが共通化されていない理由わかる?」などと聞いて正しい答えが返ってくるようになる気はする...けど、当時の開発状況とか優先度とか作業者といった情報も関わるし現実的ではないような。
2024年の抱負
どう考えても家事が忙しくなるので、我が家にとってベストなルーチンを構築したい。