cookpad.apk #1 に行ってきた
2018/08/21 に開催された cookpad.apk #1 に行ってきました。 もともと社内向けのイベントとして企画していたけど、別に外部に開いても良くない? となって開催が決定したとのこと。
楽しかったし美味しかったです。
楽しかったー!
— yasuhiroki (@duck_yasuhiroki) 2018年8月21日
ご飯美味しいし発表も種類が多くて面白いし懇親会でリリース自動化について詳しく聞けたので良かった。
アプリの公開範囲は、うちは規模がまだそこまで大きくないし週に一回リリースを目指しているのでしばらく100%のままで良さそうだなぁ。
#cookpad_apk
以下、メモ。
ReactNative for Android について
新規事業にReactNativeを採用してどうだったか、という話。
ReactNativeが向いているのはどんな環境か、採用してみたメリットはどの辺か、辛いポイントはどこか、の紹介。
その場でアプリをインストールして使ってみたけど、言われなきゃ ReactNative とは思わなかったかもしれない。言われてみれば何となくWebっぽいような気もするけど気のせいな気もする。
私はどっちかというとWeb側の人間なので、JavaScript(and TypeScript) に詳しくて、Android/iOSの有識者がいて、デザイナーも一緒に実装できる状態なら、ReactNative を選択するのはアリだと思う。ReactNative のマルチプラットフォーム対応の恩恵をフルに受けられる状況ならなおさら。
ただ、もしAndroid/iOSを両方に精通しているエンジニアが揃っているなら、ネイティブアプリで作った方が良いと思うし、そっちの方が理想的だとも思う。
クックパッドアプリのマルチモジュール化への取り組み
モノリシックな状態では、新規機能が使えないしビルドが遅すぎる...モジュール化だ! ということでマルチモジュール化への取り組みについてのお話。
マルチモジュールを Feature単位で進めていった、というのが印象に残った。
たしか、Feature単位で開発チームが分かれているんだったっけ...? それなら合理的な気がする。
ML Kitでカスタムモデルを使うまで
タイトル通り。
やってみた系の発表は自分でもやってみないと面白さが半減なので、(たぶん)口頭で紹介されてた firebase のサンプルを clone して試してみている。
https://t.co/pNzE3IALZJ
— yasuhiroki (@duck_yasuhiroki) 2018年8月21日
#cookpad_apk
まだ firebase のプロジェクトを作ったままなのでやらねば。
AndroidXとAOSP
Support Library 改め Android X と、そのソースコードを読むために AOSP にアクセスしてみよう、あわよくばパッチを送ろう、というお話。
AOSPの見方が説明されていて、レビューの様子とかcommitのルールとかそうなってたんだなーと興味深かった。
パッチは @NonNull
とか狙い目とのこと。
AOSPのソースコードは容量食うから削除したんだよな...。ノートPCを新しくする時はケチらず容量の多いタイプにしたい。
Google Playアルファリリースを自動化した話
Google Play alpha release の自動化の話。面白い。
もともとのリリースは半自動化されていて、最後に apk を upload してリリースするところが手動だったのだけど、それも自動化したとのこと。私もそれ取り組もうと思っていたところだったので、一つの事例としてすごく参考になった。
自動リリースする際は、バージョン名をどうするかが課題だと思っていたので、懇親会で詳しくお話が聞けたのも良かった。年・週・リリース番号、みたいな機械的に取れる値でインクリメントしていく案は良さそう。
人がスケジュールを管理するのではなくてスケジュールによって人が動くようにしたい、というのはすごく共感する。
もちろん無茶なスケジュールを押し付けられて苦しむ、という意味ではなくて、定期的にリリースできる環境を作っていくという意味なので、私も目指したいなと思っている。
Google Play alpha 機能を選んだ理由 (TestLab によるモンキーテスト) や 段階リリースの良し悪しについてもお話できたので有り難かった。
FireTV ことはじめ
FireTV全く知らないので新鮮だった。
Google開発者サービス入ってないから Firebase SDK 入れられないとは...おおお...。
Introduce Gradle Kotlin DSL
Gradle Kotlin DSL の紹介。そんなのあったんスね...。
私はRubyistなのでどっちかというとGroovyの方が扱いやすいし好きなんだけど、Kotlinで書きたい気持ちも分かるようなそうでもないような。
実際、Kotlin で書くメリットもさほど無いようなので、これはスルーしてもいいかなぁ...と思った。
余談
お酒強くないくせにハイボール飲んだせいか、翌日から体調崩したので反省。